青木 俊介
https://gyazo.com/9d028a5ce909e824b40e3d0b009dc26c
青木 俊介(あおき しゅんすけ)は未踏クリエータ。
テーマ "目玉型アンビエント・ロボティック・メディアの開発" で2008年上期未踏本体に採択された。共同開発者は 松宮 孝大 鷺坂 隆志 。PMは松原 健二。
未踏事業採択
2008年上期未踏本体
テーマ: 目玉型アンビエント・ロボティック・メディアの開発
PM: 松原 健二
共同開発者: 松宮 孝大 鷺坂 隆志
経歴
1978年、神奈川県生まれ。千葉県出身
開成中学校 卒業
開成高等学校 卒業
東京大学 工学部 計数工学科
1997年4月 入学~2002年3月 卒業
チームラボ株式会社 共同創業者/取締役CTO
2000年 猪子 寿之らと共に設立。当時、青木は大学4年生だった
2001年1月 有限会社として #起業 ・就任~2006年頃 退任
2002年08月 株式会社化
東華大学信息科学技術学院(中国・上海) 修士課程
2006年9月 入学・留学~2009年3月 修了
ピクシブ株式会社 取締役CTO
2008年12月 就任~2011年6月 退任
ユカイ工学株式会社(元・ユカイ工学LLC) 共同創業者/代表取締役
2007年12月 鷺坂 隆志と共に設立 #起業
2011年 株式会社化。ユカイ工学へと名称変更
2011年10月代表取締役に就任~現在
グッドデザイン賞 審査委員
2015年 就任~現在
武蔵野美術大学 教養文化・学芸員課程 教授(2025年1月時点)
https://www.musabi.ac.jp/course/common/hs/faculty/aoki_shunsuke/
活動
「目玉型アンビエント・ロボティック・メディアの開発」
「目玉おやじロボット」 by ユカイ工学 2008年
https://gyazo.com/e9a80294dffd9886592cdc0080448b21
ユカイ工学において最初に開発されたロボットである
水木しげる記念館(鳥取県)で期間限定公開されたアトラクションで使用された。人の腕に付けられた”目玉おやじ”が館内に潜む”目で見えない妖怪”を探知して、連動したiPhoneのアプリを使って”捉える”ことができる
SNS連動ロボット「Coconatch(ココナッチ)」 by ユカイ工学 2008年~(2011年3月製品として発売)
メールやTwitter等のSNSと連動して、届いたメッセージを自身の動きや色を変える事で伝えるソーシャルロボット
ココナッチに関するプロジェクトは、当初は鷺坂 隆志、堀 紫、渡邉 峰生による「ネットを介す人と人の触れ合いで成長するロボットのソフトウェア」として2009年上期未踏本体に採択・支援を受けたものである。青木は同プロジェクトにアドバイザーとして携わっていた。その後、製品化が進められ、2011年3月にユカイ工学から発売された
働く親と赤ちゃんをつなぐベビーモビール「Paby(Parent&Baby Cam)」 by DeAL&ユカイ工学 2013年10月コンセプトモデル発表
スマートフォンアプリを通じてベッドで寝ている子供の様子を知る事ができ、声を送ったりベビーモビールの操作をしたりすることで、遠隔で親子がコミュニケーションをとれるベビーモビール
博報堂の企業内大学「博報堂大学」の社内公募型インキュベーション・プログラム「DeAL(Device Act Lab.)」とユカイ工学によって共同開発されている
家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」by ユカイ工学 2015年発表
スマートフォンアプリと連携し、伝言メッセージの交換や付属のセンサを使って家の状況を把握することができるお留守番ロボット
2015年度グッドデザイン賞を受賞した
クッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」 by ユカイ工学 2017年発表
人が撫でた時や、気まぐれなタイミングに、しっぽを振って応えてくれるロボット
動物アレルギーを持っていたり、住環境的に、あるいは多忙だったりといった様々な理由で「ペットを飼いたくても飼えない」という人に、動物と触れ合う喜びや癒やしをもたらすことをコンセプトに開発された
掲載
2013年2月20日付:チームラボCTOが選んだモノづくりの道―MAKERS時代におけるITエンジニアのキャリアの行方[1] | CAREER HACK
2013年10月23日付:ロボットベンチャー・ユカイ工学代表 青木俊介さんインタビュー | グローバル・イノベーション ナビ
2014年12月21日付:“人と暮らせるロボット”に大切なものとは? ユカイ工学・青木俊介氏に直撃 - 週刊アスキー
2015年4月6日付:ユカイ工学代表インタビュー: BOCCOは木彫りの熊!? 目指せ「家族のタイムラインの可視化」 - Engadget 日本版
2015年5月13日付:ユカイ工学代表インタビュー:BOCCOをなぜKickstarterに出したのか - Engadget 日本版
2015年7月3日付:ユカイ工学代表インタビュー:チームラボで実現できなかった「ロボットを作りたい」の理由 - Engadget 日本版
2016年09月30日付:ロボットで家族をつなげたい~ユカイ工学 青木俊介氏 - 日経トレンディネット
2017年1月5日付:目指したのは、座敷わらしのようなロボット。ユカイ工学がBOCCOに託す、近未来の一家団らん | i:Engineer(アイエンジニア)|パーソルテクノロジースタッフのエンジニア派遣
2017年2月1日付:大学生で起業! 独立してロボット開発! 「ユカイ工学」CEO・青木俊介さんに聞く自分の未来の見つけ方 | フロムエーしよ!!
2017年9月:ユカイ工学株式会社代表 青木俊介さんインタビュー|新宿歌舞伎町「過去・現在・未来」情報・ジャーナルサイト
2017年12月11日付:モノづくりの楽しさを体現する/TomyK Ltd.代表 鎌田富久×ユカイ工学CEO 青木俊介
ユカイ工学が考えるロボットとAIの関係 - IBM THINK Business - Japan
スマホの次に来るインターフェースは「ロボット」 - IBM THINK Business - Japan
未踏修了生のいま | デジタル人材の育成 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
File:29 独自の世界観を持つ癒しロボットで人々を魅了(青木 俊介さん)
人物
(以下、明記のないものの情報源は2015年インタビュー)
中学2年生の時に映画『ターミネーター2』を見てロボットに興味をもち(ref)、「PCがあればターミネーターのような人工知能が作れるかも」という夢を描き、PC-98を親に買ってもらったという。PC-98では、戦車同士が戦うというような簡単なゲームをVisual Basicで制作するなどプログラミングをしたり、ゲームをしたりしていた
ロボット好きではあるが、強いロボットや戦闘型ロボットではなく、ドラえもんや漫画『Dr.スランプ』に出てくるアラレちゃんのようなかわいいロボットを好む(ref)
進路について、当初は大学や国の研究機関で人工知能の研究をしたいと考えていたが、大学在学中に同級生猪子 寿之らに誘われてチームラボを設立した
チームラボ設立以後はソフトウェア開発に従事していたが、中国・上海への留学中に、「ロボットをつくりたい」という子供の頃からの夢を叶えようと一念発起し、大学の後輩である鷺坂 隆志を誘ってロボットベンチャー「ユカイ工学LLC(現・ユカイ工学株式会社)」を起業した
ユカイ工学の起業当初は、日本ではまだまだロボット事業は下火であり、取引先・営業先からの理解をなかなか得られずにマネタイズが困難だった。そのため、留学が終わって帰国してからは、平日は友人(※誰?)(※片桐 孝憲?)の運営するピクシブでCTOとして働きながら、週末に後輩の学生を集めてロボット制作をする日々を送っていた(ref)
将来の目標について、「家庭用ロボットを一家に一台普及させること。コミュニケーションロボット『BOCCO』はその第一歩」と語っている
趣味は80・90年代のパソコン収集。特にソニーへの関心が強く、同社の歴史などに詳しい
受賞歴
神戸ビエンナーレ 入賞 「カッパノイド」
2015年
グッドデザイン賞 コミュニケーションロボット「BOCCO」(ユカイ工学として受賞)
外部リンク
青木が代表を務める会社:ユカイ工学
青木 俊介 | Facebook
Shunsuke Aoki / 青木俊介(@aopico)さん | Twitter
チューリング社 共同創業者CTO 青木俊介とは同姓同名の別人